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2004.10.06

I(アイ)メッセージの効用

BLOGカウンセリング第2弾!~対話の秘訣

最近では、引きこもりや摂食障害など、子どもに何らかの問題が起きた時、母親が
相談に訪れることが良くあります。現象的には子どもに問題が起きているのですが
それは夫婦間の問題、いわば家族間の問題が反映していることがほとんどです。

子どもに起きてる事柄(問題)を子ども自身に解決させるのではなく、家族みんなで
力をあわせて乗り越えてもらう援助方法が、

ファミリー・カウンセリングと呼ばれるものです。

今日はその中の1部分である「私」を主語にする

「I(アイ)メッセージ」の効用

についてお話ししたいと思います。

夫婦間に限らず、家族間でも親子間でも、また、他人との会話でも同じことが言える
のですが、対話で1番大切なことは「自分のメッセージを冷静に伝えること」
です。

私が具体的にクライアントさんに勧めているのは「I(アイ)メッセージ」による会話方法
です。I(アイ)メッセージは「私」を主語にする話し方なのです。

ファミリー・カウンセリングやグループカウンセリングを行う場合、私はこのI(アイ)メッ
セージをA・B・Cの3段階に分けて話をする方法を取り入れています。

恋愛関係でうまくいかないカップルなんかもこの方法で、丸くおさまっている例もたく
さんありますよ(笑)。

「A」は、「うれしい」「楽しい」などのプラスの感情を示すI(アイ)メッセージ。例えば、
「あなたが○○してくれて、私はとてもうれしいわ」という言い方です。

「B」は、「悲しい」「寂しい」などのマイナスの感情を示します。「仕事で忙しいと、私、
ちょっと寂しい」というふうに使います。

「C」は、意思や要求です。「もっと早く帰ってきて欲しいと私は思う」という言い方です。

「あなたはね」と始まる会話だと、どうしても命令口調になるか、叱責するか、子ども扱
いするかのいずれかに該当するでしょう。口にした本人は、そんな気持ちで言ったので
はなくても、「あなたは~」で始まる会話だと、なぜか相手を見下したような口調になる
魔力みたいなものを持っています(笑)。

だから、「私は」で始めることが大事なのです。

この話し方について、多くの人から「他人行儀ですね」と言われることがあります。確か
にI(アイ)メッセージは関係性に距離を作ります。

しかし、この距離感(距離の感情)がポイントなんです!

この距離感が、ケンカやギスギスした関係を防いでくれるのです。

今までは、家族は親密であるべきだという常識がありました。しかし、密着しすぎるため
にDV(配偶者暴力)などの様々な問題が生じてきました。

対話でお互いのメッセージを相手に正しく伝えるためには、親子・夫婦の関係に適度な
距離が必要です。また、他人においても、恋人同士でも、友人でも親密かつある一定の
距離を保つことで、その関係が長く崩れることなく続いていく秘訣でもあるのです。

そのためのI(アイ)メッセージなのです。

そう、会話のどこかで、「私」を主語にしてみてください!

対話力がきっと、磨かれていくはずです(笑)。

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